沈殿する思考

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映画『五等分の花嫁』感想

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2022年5月20日公開の映画「五等分の花嫁」の感想・レビュー記事です。

*本記事には本編ネタバレを含む恐れがあるため閲覧注意です。

1. ハイクオリティで原作完結まで描いた劇場版

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2019年1月放送のTVアニメ1期、2021年1月放送のTVアニメ2期に続く本作は、TVアニメ2期から原作完結までを描いた劇場版となります。

 

TVアニメ2期『五等分の花嫁∬』は1期と比べると製作スタジオやスタッフ変更もあり、クオリティもより上がった印象でした。

しかし劇場版はその2期よりもさらにクオリティアップしていてびっくりしました。

 

2. 実際に見た感想

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自分は五等分の花嫁はTVアニメ1期2期は履修済み。原作は単行本10巻くらいまでは読んでたと思うのですが、後半はちゃんと読めていなかったです。

ただし当時考察ブログなどは読み漁っていたので、展開は知っていたという立場です(最終話だけマガジンで読んだ)。

 

2時間近くある劇場版ですが、前半は展開が飛び飛びに感じられるところもあり、「たぶん展開カットしているんだろうな~」とは思いましたが、各五つ子に均等に見せ場を作ろうという配慮は感じられました。

 

後半の告白シーンからクライマックスまでは演出・音楽・作画ともに最高潮に盛り上がり、「このシーンを劇場で見れただけでも足を運んだ甲斐がある」と感じました。

 

展開は知ってても、久しぶりに見たらやっぱり面白いですね。

 

もともとTVアニメ化される前から原作は読んでいて、その頃は中野四葉推しでした。

花嫁が誰か判明するまでの間は「中野四葉は常勝ヒロイン*1じゃね?」とめちゃくちゃ読み漁っていたのですが、花嫁判明してからは読むのやめちゃったんですよね。

 

それもあって友達に劇場版面白かったと感想伝えたら『お前丸くなったな』と言われたので、郷愁に浸るという意味合いでも面白かったですね。

当時の自分は偏った楽しみ方(好きなキャラクター造形であるか、考察のしがいがあるか)しかできなかったのですが、今はもう少し幅広い形で作品を楽しめるようになった気がします。五つ子や風太郎くんほどではありませんが、自分も成長したのかもしれません(?)

 

あんまり関係ないですけど、冴えカノの劇場版もちょっと見直したいなとふと思いました。

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3. 入場者特典は原作者春場ねぎ描き下ろしの14.5巻!

映画館でいただいたのですが、内容は原作者書き下ろしの最終話のエピローグですね。

五つ子の水着姿見たい人は本編や14.5巻目的に来場してもよいかもですね。

↑画像は筆者撮影【映画「五等分の花嫁」入場者特典:『五等分の花嫁』14.5巻】

 

4. まとめ

原作未読者には理解しづらい部分もあるかもしれません。

しかし原作既読者で展開を知っていても、劇場でクライマックスは楽しめるのではないかなと思います。

 

2022年5月20日時点では、DアニメストアでTVアニメ1期2期および声優のスペシャルイベントが無料で視聴できるみたいですね。

五つ子のキャラソンとか聞いたことがないので、これを機会に聞いてみようかなと思います。

*1:筆者が提唱しているキャラクター像概念